ERCC1とTSのmRNA発現により個別化した術後化学療法は完全切除が行われたII-IIIA期のNSCLCでOSの改善を示せず【WCLC 2020】

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 II期からIIIA期の非小細胞肺癌(NSCLC)で完全切除が行われた患者において、原発腫瘍のExcision Repair Cross Complementation 1(ERCC1)とチミジル酸シンターゼ(TS)のmRNAの発現により個別化した術後化学療法は、標準的な術後化学療法と比べて、全生存期間(OS)と無再発生存期間(RFS)を有意に改善しないことが、非盲検、フェーズ3のランダム化比較試験ITACAの最終結果から示された。毒性の発現は個別化治療群で少なかった。1月28日から31日にWEB上で開催されている世界肺癌学会(WCLC 2020)で、イタリアUniversity of TurinのSilvia Novello氏が発表した。
Source: 一般情報
ERCC1とTSのmRNA発現により個別化した術後化学療法は完全切除が行われたII-IIIA期のNSCLCでOSの改善を示せず【WCLC 2020】

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